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白鳥は、水面下で必死にもがいているからこそ、 水面に浮かぶ姿は優雅に見える。 [カメラ]

梶原一騎が作った台詞でしたっけ?

たしか巨人の星で花形満が言った台詞だったかと思います。

優雅に水の上に浮かんでいる白鳥も、水面下で必死に足を動かして浮いている。

一見なんの努力もしていない人でも実は他人に見えないところですごい努力をしていると。

「鴨の水掻き」って言葉もありますね。

 意味は同じかと。

これ、ほんとに水鳥は足を必死に動かしていると思ってる方結構いらっしゃいます。 

池とか湖で水に浮かんでる水鳥観察すると、梶原一騎の思い込みだってことがよくわかります。

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コブハクチョウさん。

水に浮かんでいる時で水かきが付いた足を動かすのは水面移動するときに推進力が必要なときのみ。

それも激しく動かすのではなく、スイースイーと優雅なものです。

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子供も幼羽で黙ってても浮きます。

余談ですが、この片足浮かせるスタイル白鳥はよくやります。

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コブハクチョウの親子の隊列。

基本水鳥は黙ってても水に浮くように体ができてるし、毛づくろいして羽が水を弾くようになってるので水が体表面に触れることもないようです。

水に触れるのは足とクチバシくらい。

考えたら当たり前の話ですよね。

水鳥が水に浮くのに激しく足動かさなくちゃならないんだったら疲れてしょうがない。

空飛ぶ時だって一旦気流に乗ったらそんなに激しく羽動かしてないですしね。 

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子供だって寝てても浮いてます。 

※水戸の千波湖と大塚池には姉妹都市から贈られたコブハクチョウとコクチョウが半野生になって繁殖しております。元々渡りの習性がある鳥ではないので、定住しており年中観ることができます。水戸にお越しの際にはぜひ。

2017年3月追記)
鳥インフルエンザが猛威を振るい、140羽以上いたコブハクチョウとコクチョウが半分近くまで減ったそうです。今後はインフルエンザ対策も含め数を抑制していく方向だとか。擬卵を使うなどするらしいですがどうなることやら。

水戸市としては1桁代の繁殖数にしたいとか。 

擬卵もいいですけど、許可なく餌付けするおばさんや観光客どうにかした方がいいんじゃないですかね。

パンとかお菓子とか鳥と生態系には悪影響だと思いますけど 

 


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よっすぃ〜と

努力を見せない花形の美学ですか。
姉が持ってた「巨人の星」のマンガを何度も読んだな~
by よっすぃ〜と (2016-07-10 23:48) 

木っ端ミジンコ

よっすぃ~とさん
巨人の星、実はアニメの再放送でちょこっとみたことがあるだけで、全体のストーリーが良くわからないのです^^;

by 木っ端ミジンコ (2016-07-11 20:53) 

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