実家の損害箇所修理完了 [日々の出来事]
前回、実家の屋根を修理開始したことを書いてからだいぶ経ってしまいましたが…。
http://mijinko.blog.so-net.ne.jp/2011-06-01
福島県の実家の震災での損害を軽くまとめておきます。
・屋根瓦落下、ツナギのセメント破損。計650kg。
・瓦が当たって雨樋破損。
・基礎のコンクリート部が親指大ほど一部欠ける。
・外壁に一部ヒビが入る。（防水上、建物の強度上も影響ないので修理しない）
・お風呂やトイレのタイルが落下。
・食器大量に破損。
・二階の洗面台破損（4月の大きい余震の時に破損）。
・CS、BSのアンテナ線破損。
・アナログレコードのオーディオシステム破損。
まぁ、おおよそこんなところでした。
業者さんに発注したのは屋根修理と雨樋の修理のみ。
他の破損箇所は自分で直しました。
ホームセンターで売っているもので結構何とかなりました。
アナログレコードのオーディオシステムは、プレイヤー、アンプが壊れていて使いものにならない。
修理するにも古いものだったので、部品がない。これはどうしようねぇ。
雨樋の業者さんはすぐに見積もりだしてくれて、直ぐに修理取り掛かれるとのことでしたが、屋根修理終わらないと雨樋直せないので、修理がのびのびになってました。
屋根は前回書いたとおり、最初に頼んだ業者さんの所に瓦が入荷しないということで、別の業者さんに頼むことに。
屋根の修理は1日で終りました。
割れたり、ずれたりした瓦を取り除き、使える瓦は再利用。瓦の隙間を埋めるのにも重いセメントではなく、 接着剤のようなものを使用していました。
鬼瓦は一番重い部品で、地震の時にまっさきに落下したと推測されるので、軽いものにしてもらった（安いしね）。
で、この瓦屋さん安く上げてもらった代わりに「割れた瓦の廃棄は自分でやってね。」ということだった…。
まぁ、おじいちゃん一人でやってる瓦屋さんだから仕方ないかな。
瓦を捨てるのに瓦屋さんのトラックを借りて、近くの廃棄物処理場に持って行きましたよ。
ま、田舎ならではだけど、運転スキルわからない人によくマニュアルの二トン積みのトラック貸したなぁ。
たまたま俺がトラックを運転する職業だから 問題なく運転できたけど、乗用車しか乗ってないひとはなかなか運転できないよ。
ダンプ装置も操作方法わからない人多いだろうに。
というわけで、三方向へのダンプ機能が付いていたので、瓦を下ろす作業はとても楽に出来ました。
でね。
JAの家財保険に入っていたので、 申請しようと思ってJAに相談したんですよ。
したら、私程度の損害では保険金おりないんだそうです。
資産価値は1700万程度で上記の損害なので、お話になりません。
結果全額自腹で保険金使うこと無く修理となりました。
JAでは今建更むてきという地震保険宣伝してますよね。
私もあれ進められたんですけど、”私には”全く使えない保険です。
高い上に、補償少ないし。
ちょうど満期だったので、保険会社見直しましたよ…。
そして、修理代金はバイク買うつもりで貯めていた定期解約しましたよ(T_T)
今回の震災の後片付けで発見だったのは、「瓦って重い！」ということ。 廃棄した瓦とセメントは恐らく合計で1000kgをゆうに超えています。
これが木造住宅の屋根に載ってるんだから、そりゃ大きい地震が来たら落ちるし、重心も高くなってるだろうから揺れるわな。
地震のことを考えたら、高価な重い焼き瓦より安くて軽いスレート瓦が良いと思いますよ。
あの重さの瓦と家具家財を支えてる木の柱って凄いと思います( ´･∀･`)
忘備録替わりに色々書いてみましたが、何でこんなに間開けて書いていたかというと、津波にあった方に比べたら僕の損害なんて屁でもないんですけど、原発被害など無縁ではないわけで、色々考えると欝になっちゃうんですよ
この間も精神科受診して 「不安障害」と診断されました。
なので、なるべく震災の事とか考えないようにしていたらこんなに間延びした記録になってしまいました。
日本語もメチャメチャでわかりにくいですが、一応記録まで…。
こんにちは。
大変でしたね。
でも、備忘録でも発進すれば、誰かの参考にはなる訳で…
保険会社は、募集の時には美味しい事しか言わないですからねぇ。
瓦は、重い分？家の（地震以外の台風とかの）安定の役に立っているという話を聞いてます。
by HIRO (2011-08-31 22:15)
HIROさん
保険の約款もななめ読みで熟読しないから契約者側も悪いのかなぁと思いました。
今度から車も家も保険の約款はちゃんと読もうかと思います。
保険は会社経由で契約できる保険会社に変えました。
＞瓦は、重い分？家の（地震以外の台風とかの）安定の役に立っているという話を聞いてます。
なるほど、そういうメリットもあるかもですね。
実は瓦の他に一部銅板の雨樋や屋根があったのですが、そこを銅板で修理するととんでもない金額になるので、雨樋はプラスチック、屋根はパテで補修でお茶を濁しました。
by 木っ端ミジンコ (2011-09-03 02:47)